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軽トラックの中古はハイゼットとキャリイどっち?グレード・4WD・年式の違いと買取相場
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田舎で暮らすと、軽トラックは「あると生活が変わる」車です。農作業、山の手入れ、庭木やゴミの運搬、引っ越し。中古の軽トラは、ハイゼットトラック(ダイハツ)とキャリイ(スズキ)の2つで、ほとんどを占めます。
この記事では、2車のグレードと駆動方式の違い、安全装備が付いた年式、買取相場を表にします。
軽トラはどんな人に向いている? 2台目として持つ価値は?
| 使い方 | 軽トラが向く理由 |
|---|---|
| 農作業・家庭菜園・薪運び | 荷台に土や資材を直接積める。汚れを気にしなくていい |
| 山道・田んぼのあぜ道 | 4WD+デフロック(後輪の空転を止める機能)があれば、ぬかるみに強い |
| 家の2台目 | 税金・保険が安い。古い個体なら車両価格も安い |
| 売るとき | 需要が安定していて、年式が古くても値が付く(相場表参照) |
向かないのは、長距離の移動と2人以上での移動です。乗車定員は2人、荷物を積まないと後ろが軽くて跳ねます。
ハイゼットトラックとキャリイ、グレードはどう分かれている?
ハイゼットトラック(S500P/S510P系、2014年9月〜)
| グレード | 位置づけ | 新車価格(税込、2026年3月改良後) |
|---|---|---|
| スタンダード | 基本グレード | 2WD MT 109.4万円/CVT 114.9万円、4WD MT 122.6万円/CVT 130.3万円 |
| スタンダード 農用スペシャル | 4WDのみ。農作業向けの装備 | 4WD MT 125.4万円/CVT 133.1万円 |
| ハイルーフ | 天井を高くしたキャビン | 2WD MT 111.1万円/CVT 116.6万円、4WD MT 124.3万円/CVT 132.0万円 |
| エクストラ | 快適装備を足した上級 | 2WD MT 130.9万円/CVT 136.4万円、4WD MT 146.3万円/CVT 151.8万円 |
| ジャンボ スタンダード | キャビンを後ろに延ばし、座席がリクライニングする | 2WD CVT 131.4万円、4WD MT 139.1万円/CVT 146.8万円 |
| ジャンボ エクストラ | ジャンボの上級 | 2WD MT 141.9万円/CVT 147.4万円、4WD MT 157.3万円 |
出典:車選びドットコム 新車カタログ「ハイゼットトラック」(2026年3月マイナーチェンジ時点の価格一覧)
キャリイ/スーパーキャリイ(DA16T系、2013年9月〜)
| グレード | 位置づけ | 新車価格(税込、2026年1月改良後) |
|---|---|---|
| KC | 基本グレード | 2WD MT 117.2万円/AT 124.9万円、4WD MT 132.4万円/AT 140.1万円 |
| KC 農繁 | 4WDのみ。農作業向け | 4WD MT 136.0万円/AT 143.7万円 |
| KX | 快適装備を足した上級 | 2WD MT 135.0万円/AT 142.7万円、4WD MT 150.4万円/AT 158.1万円 |
| スーパーキャリイ L | キャビンを後ろに延ばした仕様の標準 | 2WD MT 129.1万円/AT 136.8万円、4WD MT 144.3万円/AT 152.0万円 |
| スーパーキャリイ X | スーパーキャリイの上級 | 2WD MT 145.9万円/AT 153.6万円、4WD MT 161.3万円 |
| スーパーキャリイ X リミテッド | 特別装備の最上級 | 2WD MT 156.9万円/AT 164.6万円、4WD AT 180.0万円 |
出典:車選びドットコム 新車カタログ「キャリイ」(2026年1月マイナーチェンジ時点の価格一覧)
グレード選びの考え方
- 基本グレード(スタンダード/KC)と上級(エクストラ/KX)の差は約20万円。差の中身はパワーウインドウ・キーレス・内装などの快適装備です。仕事道具と割り切るなら基本グレードで十分。
- ジャンボ/スーパーキャリイは、シートが倒れて座席の後ろに荷物が置けます。長身の人、長時間乗る人、雨具や工具を車内に置きたい人に向きます。その分、荷台が短いので、長い資材を積む人は注意。
- 4WDは2WDより約13〜15万円高。田んぼ・山道・雪道を走るなら4WD、舗装路の運搬だけなら2WDでも困りません。
- 2026年時点の新車は、ハイゼットは CVT、キャリイは AT(旧来の多段AT)と、オートマの種類が違います。中古の古い年式では両車とも3速AT・5速MTが中心です。
安全装備は何年式から付いている?
軽トラは安全装備の採用が乗用車より遅く、年式で大きく違います。中古選びでいちばん差が出るところです。
| 時期 | ハイゼットトラック | キャリイ |
|---|---|---|
| 2013年9月 | — | 現行DA16T型 発売 |
| 2014年9月 | 現行S500P型 発売 | — |
| 2018年5月 | スマートアシストIIIt(自動ブレーキ)を採用。軽トラ初、MT車も対応。フォグランプLED化 | 後方誤発進抑制機能を搭載(軽トラ初) |
| 2019年頃 | 2019年10月:スマアシ付きグレードにLEDヘッドランプ拡大 | デュアルカメラブレーキサポート(自動ブレーキ)をスズキ セーフティ サポート装着車に搭載(セットオプション) |
| 2021年12月 | 大幅改良。軽トラ初のCVT、新世代スマートアシスト(ステレオカメラ式)、キーフリー・プッシュスタートの設定、内外装刷新 | — |
| 2025年2月 | スマートアシストを全車標準化、エアコンを全車標準 | — |
| 2026年 | 2026年3月:スマアシの検知対象を拡大。エクストラにLEDヘッドランプ標準 | 2026年1月:デュアルセンサーブレーキサポートII を採用、前後パーキングセンサーとLEDヘッドランプを全車標準 |
出典:cobby「ハイゼットトラックの改良履歴」(ダイハツ発表の整理)、Car Watch(2018年5月、2021年12月のハイゼット記事)、スズキ販売店の案内(2019年9月調べの注記付き)、Car Watch(2026年1月 キャリイ一部仕様変更記事)、車選びドットコム カタログ
要点:中古で自動ブレーキ付きを探すなら、ハイゼットは2018年5月以降で「スマアシ」付きの個体、キャリイは2019年以降で「セーフティサポート装着車」が目安。どちらも全車標準になったのは2025〜2026年なので、それ以前の個体は付いているかどうか1台ずつ確認が要ります。
中古で買うときの注意点は?
| 確認する場所 | 見るポイント |
|---|---|
| 荷台の床・あおり | サビ・穴・へこみ。農業用はサビが進みやすい(肥料・土・水) |
| フレーム・下回り | 融雪剤や田んぼの泥でサビる。リフトアップして見せてもらう |
| 4WDの切り替え、デフロック | 実際に切り替えて警告灯・異音がないか |
| クラッチ(MT) | 半クラッチの位置が高すぎないか。滑りの有無 |
| エアコン | 古い年式はエアコンレス仕様がある。効きも確認 |
| 走行距離 | 農業用は距離が少なくてもエンジンの始動回数・低速の負荷が多い。整備記録を重視 |
| 修復歴 | 荷台側の追突・横転の修理歴。キャビン後ろのパネルの修理跡 |
軽トラは今いくらで売れる? 買取相場の目安
中古車買取サービス「ユーカーパック」が公開している相場データです。軽トラは年式のわりに値段が残りやすい車です。
ハイゼットトラック ジャンボ スタンダード(2026年10月時点)
| 年式 | 平均買取価格の幅 | 平均下取り価格の幅 |
|---|---|---|
| 2026年式 | 92.1〜118.3万円 | 76.4〜105.8万円 |
| 2025年式 | 90.3〜116.5万円 | 78.1〜98.8万円 |
| 2024年式 | 79.3〜103.6万円 | 71.0〜92.1万円 |
| 2023年式 | 58.4〜78.9万円 | 53.2〜66.9万円 |
| 2022年式 | 73.9〜96.3万円 | 61.5〜88.1万円 |
| 2021年式 | 47.3〜64.0万円 | 41.7〜53.5万円 |
走行距離別(2023年式で算出):1万km 74.3〜96.7万円、3万km 66.5〜88.9万円、5万km 56.8〜75.4万円、7万km 50.7〜69.3万円、10万km 48.0〜64.7万円
出典:ユーカーパック「ハイゼットトラック ジャンボ スタンダード 買取相場・下取り相場データ」2026年10月現在
キャリイ 4WD(2026年9〜10月時点)
| 年式 | KX 4WD(2026年9月現在) | KC エアコン・パワステ 農繁仕様 4WD(2026年10月現在) |
|---|---|---|
| 2026年式 | 105.7〜135.7万円 | 96.3〜124.4万円 |
| 2025年式 | 87.6〜113.8万円 | 85.5〜111.7万円 |
| 2024年式 | 94.4〜120.6万円 | 81.0〜105.3万円 |
| 2023年式 | 55.2〜73.8万円 | 50.7〜69.3万円 |
参考(2WD KC エアコン・パワステ、2026年9月現在):2026年式 76.8〜101.1万円、2024年式 68.2〜90.6万円、2023年式 43.0〜59.7万円
出典:ユーカーパック 買取相場データ(グレード別ページ)。いずれも平均買取価格の幅。
読み方:2車とも2023年式で相場が一段下がるのが共通しています(2024年以降の新しい安全装備や価格改定の影響と考えられますが、出典ページに理由の記載はありません)。古い年式(2010年代前半)の相場はこの表にありませんが、軽トラは10年落ちでも値段が付くのが一般的です。農協や近所の整備工場に声をかける前に、買取店の相場を1つ知っておくだけで、売り値の交渉がしやすくなります。
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この記事について
くるま相場ノートは、地方で車に乗る人の目線で、中古車のグレードの違い・年式ごとの変更点・買取相場を表にまとめているサイトです。 相場の数字は出典と時点(2026年10月時点など)を明記し、月1回見直しています。装備や年式の記載は、できる限りメーカー発表や公開資料で確認していますが、年式・仕様によって異なる場合があります。購入・売却の前には現車と販売店・買取店でご確認ください。
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