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ジムニー(JB64)の中古はXG・XL・XCどれがいい?装備の違い・年式の変更点・買取相場
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ジムニーは、中古でも値段が下がりにくい珍しい車です。新車の納期が長かった時期があり、「中古のほうが新車より高い」と言われたこともありました。
だからこそ、買う人は「グレードの差に見合う値段か」を、売る人は「今が売りどきか」を、数字で見ておく価値があります。この記事は現行のJB64型(2018年7月〜)が中心です。
ジムニーはどんな人に向いている?
ジムニーは軽自動車ですが、中身は「本格的な四輪駆動車」です。はしごのような頑丈な骨組み(ラダーフレーム)と、前後の車軸がつながった足まわりで、雪道・林道・田んぼのあぜ道に強いのが特徴です。
| 向いている人 | 理由 |
|---|---|
| 雪が多い地域、山道・農道を走る | 悪路での強さが一番の売り。最低地上高が高い |
| 1〜2人乗りが中心 | 後席は狭く、荷室は後席を倒して使う前提 |
| 長く乗る、または高く売りたい | 値落ちが小さい(下の相場表を参照) |
逆に、家族4人で日常的に乗る、高速道路で長距離を走る人には向きません。乗り心地は乗用車と違い、燃費も軽としては良くありません。
XG・XL・XCはどこが違う?
走る仕組み(エンジン・4WD・足まわり)は3グレードとも同じです。違いは快適装備と見た目。表にすると次の通りです。
| 項目 | XG | XL | XC |
|---|---|---|---|
| ヘッドランプ | ハロゲン | ハロゲン | LED |
| ホイール | スチール | スチール | アルミ |
| エアコン | マニュアル | フルオート | フルオート |
| キーレスプッシュスタート | なし | あり | あり |
| ステアリング | ウレタン | ウレタン | 本革巻き(クルーズコントロール付き) |
| リアシート | 固定式(ヘッドレストなし) | リクライニング・分割可倒 | リクライニング・分割可倒 |
| フォグランプ | なし | あり | あり |
| ドアハンドル | 黒 | ボディ同色 | ボディ同色 |
| スズキ セーフティ サポート(自動ブレーキ等) | オプション | オプション | 標準 |
| 新車価格(4WD・記事時点) | 175.3万円 | 188.0万円 | 200.2万円 |
出典:CarMe「JB64型 ジムニーに採用されている3種類のグレードを徹底比較」(2024年11月29日更新)。新車価格はその時点のもので、2025年・2026年に価格改定があります。
中古で選ぶときの考え方
- XGは装備を削った分、安い。ただし「オートエアコン」「プッシュスタート」は後から付けるのがほぼ無理です。カスタム前提か、仕事用に割り切る人向け。
- XLは、XGに快適装備を足した「ちょうどいい」グレード。見た目はXCと近く、価格差が装備差より大きいなら買い得です。
- XCは、自動ブレーキ(スズキ セーフティ サポート)が標準。中古で「安全装備付き」を探すなら、XCを選ぶか、XL/XGでオプション装着車を探します。
年式でどこが変わった?
JB64型は2018年7月の発売から、仕様変更を重ねています。中古で気にしたいのは、安全装備が標準化された時期です。
| 時期 | 変更点 | 中古での見方 |
|---|---|---|
| 2018年7月 | 4代目(JB64型)発売。3グレード構成 | 初期型。スズキ セーフティ サポートはXCのみ標準 |
| 2022年7月 | 一部仕様変更。5MT車に停車時アイドリングストップを追加、スイッチ配置を変更 | 「サポカーS ワイド」に該当する仕様に |
| 2025年10月発表(11月4日発売) | デュアルセンサーブレーキサポートII(新しい自動ブレーキ)を採用、車線逸脱抑制機能を標準装備。4AT車に全車速追従のアダプティブクルーズコントロール。メーター中央がカラー表示に | 通称「5型」。安全装備で選ぶならここから |
出典:スズキ 販売店ブログ・ニュース(2022年7月、2025年10月の一部仕様変更の案内)、Motor-Fan「先進安全装備を大刷新」
注意:ジムニーは年式ごとの違いが細かく、販売店や雑誌での「○型」の数え方にも差があります。中古車を見るときは「○型」ではなく、初度登録の年月と、自動ブレーキの種類(装備表の記載)で確認するのが確実です。
中古で買うときの注意点は?
| 確認する場所 | 見るポイント |
|---|---|
| 下回り・フレームのサビ | 雪国・海沿いの個体は要注意。ラダーフレームは修理費が高い |
| 改造の有無 | リフトアップ・タイヤサイズ変更は多い。車検に通る範囲か、構造変更の記録があるか |
| 4WDの切り替え | 2WD→4Hに切り替えて異音・警告灯がないか試す |
| タイヤの偏摩耗 | 悪路走行や足まわり改造の名残が出やすい |
| 修復歴 | 骨格部位の修理歴の有無。「修復歴なし」でも事故歴はあり得る |
ジムニーは今いくらで売れる? 買取相場の目安
ガリバーが公開している過去6か月の査定実績(修復歴車を除く)です。ジムニーは年式が古くても値段が付くのが分かります。
年式別の買取相場(2026年10月時点)
| 年式 | 直近3か月の平均査定額 | 6か月の幅(最低〜最高) |
|---|---|---|
| 2026年式 | 175.6万円 | 132.2〜186.4万円 |
| 2025年式 | 157.6万円 | 115.6〜193.4万円 |
| 2024年式 | 149.6万円 | 110.6〜198.4万円 |
| 2023年式 | 145.3万円 | 97.3〜198.6万円 |
| 2022年式 | 143.1万円 | 104.3〜204.1万円 |
| 2021年式 | 130.7万円 | 78.8〜163.3万円 |
| 2020年式 | 125.4万円 | 69.5〜172.5万円 |
| 2019年式 | 117.2万円 | 69.5〜152.7万円 |
| 2018年式 | 114.2万円 | 72.6〜144.4万円 |
| 2017年式(先代JB23型) | 72.4万円 | 18.3〜119.1万円 |
| 2016年式(先代) | 68.7万円 | 13.2〜99.0万円 |
| 2015年式(先代) | 61.9万円 | 9.0〜98.0万円 |
出典:ガリバー「ジムニーの買取相場・査定価格」2026年10月2日更新(「直近3か月の平均」は同ページの2026年9月の値)。2017年式以前は先代JB23型が中心です。
走行距離別の買取相場(2026年10月時点)
| 走行距離 | 6か月の最高査定額 | 6か月の最低査定額 |
|---|---|---|
| 1万km未満 | 198.6万円 | 61.4万円 |
| 1〜2万km | 198.4万円 | 65.4万円 |
| 2〜3万km | 178.5万円 | 40.2万円 |
| 3〜4万km | 204.1万円 | 11.2万円 |
| 4〜5万km | 164.3万円 | 41.2万円 |
| 5〜6万km | 175.5万円 | 21.7万円 |
| 7〜8万km | 161.7万円 | 14.7万円 |
| 9〜10万km | 122.0万円 | 15.7万円 |
| 10〜11万km | 111.6万円 | 11.2万円 |
出典:同上(ガリバー、2026年10月2日更新)。
読み方:2018年式(発売初年)でも平均114万円台と、新車価格の半分以上の値が付いています。一方で、幅の下限が低いのは、改造車・事故歴・サビの影響です。ノーマルに近い状態で、整備記録が残っている個体ほど上限に近づきます。
売るタイミングは、2025年10月の改良(新しい自動ブレーキ)後の個体が中古市場に増える前がひとつの目安です。改良前の個体は、相対的に評価が下がる可能性があります。
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この記事について
くるま相場ノートは、地方で車に乗る人の目線で、中古車のグレードの違い・年式ごとの変更点・買取相場を表にまとめているサイトです。 相場の数字は出典と時点(2026年10月時点など)を明記し、月1回見直しています。装備や年式の記載は、できる限りメーカー発表や公開資料で確認していますが、年式・仕様によって異なる場合があります。購入・売却の前には現車と販売店・買取店でご確認ください。
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