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プリウス(50系)の中古はE・S・A・Aプレミアムで何が違う?前期後期の差と買取相場
プリウスは、中古車サイトの人気ランキングで長く1位を取り続けている車です(中古車の人気車種ランキング)。燃費が良く、台数が多く、価格もこなれているので、「はじめての中古車」として選ばれやすい車でもあります。
中古の中心は4代目(50系、2015年12月〜2023年1月)です。この記事では50系のグレードの違いと、前期・後期の安全装備の差を表にします。
プリウスはどんな人に向いている?
| 向いている人 | 理由 |
|---|---|
| 通勤距離が長い(片道20km以上) | 燃費の良さが効く。燃料代の差が年に数万円単位 |
| 4WDが欲しいがハイブリッドも欲しい | 50系から電気式4WD(E-Four)の設定がある |
| 整備や部品で困りたくない | 台数が多く、どの整備工場でも扱い慣れている |
| 予算100万円前後で安心できる車 | 2017〜2019年式が選びやすい価格帯(相場表参照) |
逆に、後席の頭上や荷室の高さは背の高い車に劣ります。チャイルドシート2つ+荷物、という使い方なら、ミニバンや背の高い軽のほうが楽です。
E・S・A・Aプレミアムはどこが違う?
50系のグレードは下から E → S → A → Aプレミアム。さらにSとAには、見た目を変えた「ツーリングセレクション」があります。
| グレード | 位置づけ | 後期の新車価格(2WD) | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| E | 燃費最優先の最廉価 | 251万8,560円 | 装備を絞り軽量化。E-Four(4WD)の設定なし |
| S | 売れ筋の標準 | 256万5,000円 | 装備と価格のバランス。E-Fourあり |
| S ツーリングセレクション | Sの見た目重視版 | 273万2,400円 | 大径ホイール、専用内装 |
| A | 安全・快適装備を足した上級 | 284万2,560円 | 前期から Toyota Safety Sense が標準。置くだけ充電などのオプションが選べる |
| A ツーリングセレクション | Aの見た目重視版 | 300万6,720円 | 同上+大径ホイール |
| Aプレミアム | 最上級 | 317万5,200円 | 本革シート。後期でシートベンチレーション(送風)が追加 |
| Aプレミアム ツーリングセレクション | 最上級の見た目重視版 | 328万4,280円 | 同上 |
出典:car-repo「プリウス 50系 前期・後期の違い」(価格は2018年12月の後期発売時。E-Fourは各グレード約19万円高)
選ぶときの考え方
- 前期(2018年12月以前)を買うなら、Aグレード以上を選ぶと Toyota Safety Sense(自動ブレーキ等)が標準で付いています。SとEはオプション扱いだったので、個体ごとに確認が要ります。
- 後期(2018年12月以降)なら全グレード標準なので、S でも安全装備は心配ありません。
- 4WD(E-Four)が要る地域の人は、Eは選べない点に注意してください。
前期と後期(2018年12月)でどこが変わった?
50系は2015年12月9日に発売され、2018年12月17日のマイナーチェンジで「後期」になりました。
| 項目 | 前期(2015年12月〜2018年12月) | 後期(2018年12月〜2023年1月) |
|---|---|---|
| Toyota Safety Sense(自動ブレーキ等) | Aプレミアム・A系は標準。S・Eはオプション | 全グレード標準。内容も新世代に(レーダークルーズ等の性能向上) |
| 踏み間違い対策(インテリジェントクリアランスソナー) | オプション | 標準装備 |
| ヘッドランプ | 独特な縦型デザイン | LEDに変更、デザインを穏やかに。ウインカーの位置も変更 |
| 通信機(DCM) | 2017年11月の一部改良で全車標準 | 全車標準(T-Connectを3年間無料) |
| 大画面ナビ | — | 11.6インチをメーカーオプションで設定 |
| 価格 | — | 各グレード約6.5万〜9万円アップ |
出典:car-repo「プリウス 50系 前期・後期の違い」、MONOist(2015年12月 Toyota Safety Sense P に関する記事)
要点:安全装備の差を気にしないで選べるのは 2018年12月以降の後期。前期で安く買うなら A以上、または Toyota Safety Sense のオプション装着車を探すのが分かりやすい基準です。
現行型(60系)について:2023年1月10日に5代目(60系)が発売され、価格は275万〜392万円(発売時、ハイブリッド)でした。中古相場はまだ高く、2023年式以降の相場表の数字が跳ね上がっているのはこのためです。
中古で買うときの注意点は?
| 確認する場所 | 見るポイント |
|---|---|
| 駆動用バッテリー | 走行距離10万kmを超える個体は劣化を見込む。メーターの燃費表示、警告灯の履歴 |
| 補機バッテリー(普通の12Vバッテリー) | 交換時期が過ぎていると始動不良の原因に。交換歴を聞く |
| 走行距離 | プリウスはタクシーや営業車にも多く使われた。1年2万km超えの個体は使われ方を確認 |
| タイヤ | 燃費重視の専用タイヤ。溝の残りと銘柄 |
| 修復歴 | 「修復歴なし」の表示と、骨格部位の修理歴の説明 |
| 保証 | 中古車でもディーラー系なら駆動用バッテリーの保証が付く場合がある |
プリウスは今いくらで売れる? 買取相場の目安
ガリバーが公開している過去6か月の査定実績(修復歴車を除く)です。2023年式以降は現行60系の数字が中心です。
年式別の買取相場(2026年10月時点)
| 年式 | 直近3か月の平均査定額 | 6か月の幅(最低〜最高) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2026年式 | 289.0万円 | 228.8〜349.6万円 | 60系 |
| 2025年式 | 257.2万円 | 171.3〜314.6万円 | 60系 |
| 2024年式 | 238.4万円 | 169.3〜307.6万円 | 60系 |
| 2023年式 | 229.9万円 | 143.4〜288.1万円 | 60系中心 |
| 2022年式 | 153.3万円 | 104.3〜202.1万円 | 50系後期 |
| 2021年式 | 143.9万円 | 80.8〜207.1万円 | 50系後期 |
| 2020年式 | 120.8万円 | 60.5〜184.4万円 | 50系後期 |
| 2019年式 | 108.1万円 | 58.4〜185.4万円 | 50系後期 |
| 2018年式 | 85.0万円 | 41.4〜154.7万円 | 前期・後期が混在 |
| 2017年式 | 79.2万円 | 25.2〜156.7万円 | 50系前期 |
| 2016年式 | 68.9万円 | 16.0〜138.4万円 | 50系前期 |
| 2015年式 | 37.9万円 | 5.1〜101.3万円 | 先代30系が中心 |
| 2014年式 | 24.2万円 | 5.1〜91.8万円 | 30系 |
| 2013年式 | 18.9万円 | 2.1〜87.8万円 | 30系 |
出典:ガリバー「プリウスの買取相場・査定価格」2026年10月2日更新(「直近3か月の平均」は同ページの2026年9月の値)。
走行距離別の買取相場(2026年10月時点)
| 走行距離 | 6か月の最高査定額 | 6か月の最低査定額 |
|---|---|---|
| 1万km未満 | 341.7万円 | 5.1万円 |
| 2〜3万km | 289.1万円 | 21.8万円 |
| 4〜5万km | 263.8万円 | 15.7万円 |
| 6〜7万km | 236.2万円 | 13.1万円 |
| 8〜9万km | 220.1万円 | 6.1万円 |
| 10〜11万km | 172.5万円 | 8.5万円 |
| 12〜13万km | 99.3万円 | 6.0万円 |
| 14〜15万km | 104.3万円 | 6.5万円 |
出典:同上(ガリバー、2026年10月2日更新)。走行距離別は年式を区別していないため、幅が非常に大きくなっています。
読み方:50系の中心である2017〜2020年式は、平均で約80〜120万円。2015年と2016年の間に大きな段差があるのは、2015年12月に50系へ切り替わったためです。売る側は「50系か30系か」で評価が大きく変わることを覚えておいてください。
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この記事について
くるま相場ノートは、地方で車に乗る人の目線で、中古車のグレードの違い・年式ごとの変更点・買取相場を表にまとめているサイトです。 相場の数字は出典と時点(2026年10月時点など)を明記し、月1回見直しています。装備や年式の記載は、できる限りメーカー発表や公開資料で確認していますが、年式・仕様によって異なる場合があります。購入・売却の前には現車と販売店・買取店でご確認ください。
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