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地方・共働き・子ども1人・世帯年収600万円|2台持ちの「2台目」をどう選ぶか

この記事の人:地方・共働き・子ども1人・世帯年収600万円

  • 夫婦ともフルタイム。保育園の子どもが1人。地方の住宅地に持ち家、駐車場は2台分
  • 1台目は5年前に買った家族用のコンパクトミニバン。夫が通勤に使っている
  • 妻の職場が電車で行けない場所に変わり、2台目が必要になった。通勤は片道15km、送り迎えは妻の担当
  • 気になっていること:「2台目は軽でいい? 普通車にする意味はある?」「2台分の維持費がどれくらい増える?」「1台目を売って、2台とも買い替えたほうがいい?」

参考:厚生労働省「2024年 国民生活基礎調査」では世帯主30〜39歳の世帯の平均所得は605.7万円(2023年の所得、確認日:2026年10月18日)。この家庭はほぼ平均の設定です。

2台目の役割を先に決める

2台持ちで失敗しやすいのは、「2台とも何でもできる車」にして維持費が重くなることです。先に役割を分けます。

役割1台目(ミニバン)2台目(これから買う)
平日夫の通勤妻の通勤+保育園の送り迎え
週末・帰省家族3人+荷物、祖父母を乗せる近所の買い物
必要な広さ3列 or 広い2列2人+チャイルドシート1つで十分
走行距離年8,000km前後年8,000km前後(片道15km×2×約250日)
重視すること広さ、安全装備維持費、運転のしやすさ、送り迎えのしやすさ

2台目は「妻と子どもの毎日」に最適化するのが基本です。長距離・大人数は1台目に任せます。

選ぶ軸の優先順位

優先軸この家庭での考え方
1維持費(税・保険・燃費)2台分になるので、2台目は軽の水準に抑える
2運転のしやすさ保育園の狭い駐車場、毎日の乗り降り
3スライドドア子どもが1人なら「あれば楽」。必須ではない
4価格計算例は下。1台目のローンが残っているかで変わる
5年式・走行距離自動ブレーキ付き。妻が運転するので安全装備を優先
6荷室買い物袋とベビーカーが入ればよい
7燃費年8,000kmなら燃費差の影響は年2〜3万円
8装備寒冷地ならシートヒーター。それ以外は最低限で

候補車種の比較

N-BOX(ホンダ)ハスラー(スズキ)アルト(スズキ)軽トラック(ハイゼット/キャリイ)
種類軽ハイトワゴン軽クロスオーバー軽セダン軽トラック
全長×全幅×全高軽規格3,395×1,475×1,680mm3,395×1,475×1,525mm軽規格
WLTC燃費車種記事を参照20.8〜25.0km/L25.8〜28.2km/L(2025年改良後)車種記事を参照
最小回転半径—4.6m——
スライドドア両側なし(ヒンジドア)なしなし
向く使い方送り迎え中心。チャイルドシートの載せ降ろしが楽未舗装路・雪道も走る。4WDあり通勤だけ。車両価格と燃費を最優先農作業・運搬が家にある場合の「2台目」
当サイトの記事N-BOX——軽トラック

出典:ハスラー=Motor-Fan「スズキ ハスラーの基本情報・燃費情報」、carview カタログ(最小回転半径)。アルト=オートックワン カタログ、スズキ販売店の2025年改良案内。確認日:2026年10月18日。「—」は公式資料で確認できなかった項目。

送り迎えが毎日あるならN-BOX系、通勤がほぼ全てならアルト系が目安です。通勤路に未舗装の農道や冬の坂があるならハスラーの4WDが候補に入ります。

2台分の維持費はどれくらい増える?

2台目が軽の場合に、毎年固定で増える費用(公的な料金表で出せる分)です。

項目軽自動車の2台目で増える額
軽自動車税(毎年)10,800円
重量税(車検2年分・エコカー外13年未満)6,600円(年あたり3,300円)
自賠責(24か月、2026年11月〜)18,660円(年あたり約9,300円)
任意保険年齢・等級で変わる。セカンドカー割引が使える保険会社もある
燃料(年8,000km、燃費22km/L、170円/L)約61,800円

出典:総務省、国土交通省「2026年5月1日からの自動車重量税の税額表」、損害保険料率算出機構の自賠責基準料率改定(JAF Mate 2026年7月2日記事で確認)、資源エネルギー庁 石油製品価格調査(レギュラー全国平均169.8円/L、2026年8月17日時点。仮に170円で計算)。確認日:2026年10月18日。

任意保険を仮に年5万円、タイヤ・消耗品を年2万円とすると、2台目の固定費は年15〜16万円(月1.3万円前後)が目安です。これに車両の支払いが乗ります。

いくらなら買えるか:計算例(仮の数字)

前提(すべて仮):世帯の手取り月収40万円、車に回せる割合12%(2台合計)、1台目のローンは完済、1台目の維持費が月2.5万円、2台目の維持費が月1.3万円、頭金10万円、60回払い、諸費用は車両価格の15%、金利は省略。

手順計算結果
① 月の上限(2台合計)40万円 × 12%4.8万円
② 維持費(2台合計)2.5 + 1.33.8万円
③ 支払いに回せる月額4.8 − 3.81.0万円
④ 支払総額1.0万円 × 60回 + 頭金10万円70万円
車両価格の目安70万円 ÷ 1.15約61万円

2台持ちは、1台目の維持費が先に枠を使うので、2台目の車両予算は思ったより小さくなります。この前提では、N-BOXなら2018〜2019年式(買取相場の平均42〜50万円、販売価格はその+20〜30万円が目安)、アルトならもう少し新しい年式が範囲に入ります。

1台目を売って2台とも買い替える案は、1台目の売却額が高いうち(走行距離5万km前後まで)なら成立することがあります。先に1台目の相場を見てから判断してください。

買うときの注意

確認理由
妻が実際に運転して駐車する保育園の駐車場の幅、視界、シートの高さ。合わない車は毎日のストレス
自動ブレーキと後方の確認装備送り迎えは後退が多い。バックカメラ・後方センサーの有無
チャイルドシートの固定(ISOFIX)年式によって有無が違う。手持ちのシートが付くか
任意保険の見積もりを先に2台目の割引、運転者限定の条件で保険料が変わる
通勤路の冬の状態凍る坂があるなら4WD(4WDが要る条件)

売るとき:1台目の相場を先に見る

2台目を買うついでに「1台目をどうするか」も決まります。5年落ち・走行4万km前後のミニバンは、買取相場が残っている時期です。ディーラーの下取りだけで決めず、複数の買取店の査定を並べてから、「2台目だけ買う」か「2台とも買い替える」かを決めてください。

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#ペルソナ#共働き#2台持ち#軽自動車#通勤#地方

この記事について

くるま相場ノートは、地方で車に乗る人の目線で、中古車のグレードの違い・年式ごとの変更点・買取相場を表にまとめているサイトです。 相場の数字は出典と時点(2026年10月時点など)を明記し、月1回見直しています。装備や年式の記載は、できる限りメーカー発表や公開資料で確認していますが、年式・仕様によって異なる場合があります。購入・売却の前には現車と販売店・買取店でご確認ください。

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